4/11 リットン調査団単独ライブ「巴里ナベ4」
銀座小劇場にて6:30開場、7:00開演。
出演 リットン調査団 ゲスト シベリア文太、サーロイン、陰性シスターズ
オープニングスライド。パツキンのおねいちゃんが裸でいっぱいの、いい感じでキッチュなスライドでした。
父と息子
急に高校に行きたくないと父(藤原)にいいだす息子(水野)。
「おれは動機の不明な異常な殺人者になりたいねん。」
そう夢をかたる息子を怒鳴りつける父。 反発する息子は、
「 俺のいうことをよく聞いとけ!」とあれよあれよという間に金星まで行ってしまい、金星一の美女とダンスをひとしきり踊った後、もう一度「おれはー、動機の不明なー、異常なー殺人者になりたいねんーー。おとうちゃーんーー。」と金星から叫ぶ。
その息子の声を宇宙からを聞きつけた父もあれよという間に金星につき四股を踏む。そんな父に、冷血御三家(小松と佐藤と岡村。誰のことかは推して知ってください・・。)の仲間入りをして冷血四天王になるという息子を金星の地面からでてきた縄文式土器で殴り、家を出ろと怒鳴りつける。
いさんで家出した息子だが、5メートルも歩くとおなかぺこぺこに。そして、我が家の軒先のツバメの巣にホームステイする。 お母さんツバメから虫をもらおうとするが、じつはそのツバメは心配して見に来た父だった。
「おとうちゃん、俺のことは、昔クラスにいた眼鏡女子の顔くらい忘れてくれ。」
そういう息子に、「いやおまえのことは忘れられへん、俺の息子や」「殺人者になりたいんでも、人様に迷惑だけはかけるな。わしを殺せ」という父。
そうしようとする息子に、父は凶器がぱくりだと指摘する。そして、背中合わせでギターとベースひくブスの女二人組のギターのネックで俺を殺せと用意するが、いざとなると、父親の過去のいろんな姿がでてきて殺せない。
そして、父親は、自分の家だけに大津波がおそってきて、母親と上の息子を死なせてしまった過去のことを話す。 そして、息子は、異常な殺人者は、その大津波みたいなもんやと悟って改心。
リットン占い1
今回は、いま流行の占いが間にありました。スライドに、二択の問題が並んで、選んで、自分のタイプを当てるというもの。監修はルネヴァンタール・藤原先生。 最後のタイプ別はいかにも藤原さんで、かなり意表をつかれました。
みんな結構ちゃんと15問やってましたよね。もちろん、私もやったけどな。
トーク
前のロフトプラスワントークライブの感想で、女の子ほとんどおらんかった、これじゃ客層、大川興業、浅草キッドやがなー。という水野さん。またやりたいなあとおっしゃってました。大期待。
一回目のねたで、藤原さんが「嫁も逃げて・・」とセリフをいったとき、笑いがもれて、なんでみんな笑うんや、ただのネタの設定やのに・・・という藤原さん。また離婚発表されてました。もう何回してはるんやろう。
リットン占い2
スローバラード
二人が、なんと十代を演じるねた。
忌野清志郎のライブを見ている水野さんが17年前のことを思い出すという設定。
RCのコンサートにユイといっしょにデートした帰りの出来事。 二人は、手を握ったり、半魚人みたいになってるユイの髪をさわったり、ロックコンサートの帰りに、しても少しも悪いことじゃないのさ!とすごくいい感じ。
そして、ユイのためにオリジナル曲を披露する水野さん。 タイトルは「二人の海辺」。でも途中から、変な歌詞で、気持ち悪い歌いかたになり、ユイは怒る。
「私が、石原軍団の炊き出しなんて行くわけないでしょ!」
でもぎくしゃくしながらも深い絆で結ばれている二人。 でも、別れの時はくる。突然のユイの告白。
「私、遠いところに行くの・・」「雲仙?」「なんで雲仙なのよ!」「・・雲仙以外、うかべへん。」
ユイは、象使いになるためにインドに行くことになったのだ。 取り乱して、マウントパンチを繰り出す水野さんだが、それも、言ってしまったら、一緒にいられなくなるからという、ユイの気持ちから・・。
そして二人は別れるのだった。 という青春いい話。
水野さん、さすが、ロマンチック免許皆伝だけあって、ええはなしになったときのせりふがすごいうまかったと思いました。泣けます。
リットン占い3
ここの第11問で、シベリア文太さん登場!
いや、よいです、あの漫談。間が最高!
ちなみにこの問題は「この人に抱かれたいと思った人、絶対いやな人」という二択でした。
スケベ柔道(企画もの)
直接スケベじゃないのに、スケベに思われる言葉を言い合う柔道。
という前ふりは覚えてるのですが、内容は記憶がないです。まったく。なぜか記憶が飛び去っております。なにがあったのでしょう(笑)。
ただ、この二つの写真だけが私のデジカメに残されておりました。なぜか、セピア色でした・・。
リットン占い4
横わけフォーエバー
横わけをびしーと決めた兄と、ひげの弟。
えーと、どこまで説明できるんでしょう。リットンさんの安全を考えた場合。
(ちなみに写真にもモザイク入れました。うん、まあ、なにげに・・。)
具体的に言えないので、心に残ったセリフ集。
「そりゃーお前、お前は、兄ちゃんと違ってなんでも似合うわい。でもな、ゆうとくぞ!兄ちゃん、登山服だけは似合う!めちゃくちゃ似合うぞ!」
「俺の7・3はチャールズにも負けへんど!」
「俺日本の平均男子より、地味や。地名でゆうたら三陸海岸や・・・」
「菅野美穂とやりたいなーーーっ!」
「ええ、嫁や・・。いままでのことを全部やめて、芸の道より厳しい世界に飛び込んできたんやで!」
「俺のエロ本、医学事典しかないもん」
「みんな、嫁はんの名前ばっかりいうねん。俺なんか添えもんや。バナナのシールや!」
なんであの人ら、大阪弁やねん、というつっこみはおいといて、今まで見た中で一番問題作。
いや、ある意味、愛がありましたよ。おもろかったです。
リットン占い結果発表
藤原さんの本領発揮。この占い流行りますよ!一部プロレス雑誌で・・。私はプロレスはわかんないんですが、後ろの女の子ふたりが、もう大受けされていました。くやしいなあ。
エンディング
やりたいことだけやりました、という力強い言葉。 ゲストで、前説サーロインと、スケベ柔道の審判、リットン占いのナレーションをしてた、陰性シスターズ、そしてシベリア文太さん。シベリアさんて、リットンさんと同期らしいです。バイト話でもりあがってました。
スタッフロール
今回はシンプルにうそんこ無しのスタッフロールでした。
いままでの巴里ナベは構成が比較的かっきりしてたけど、今回は結構、企画ものや、ねたにしても実験的なものが多くていままでと違った印象でしたが、やはり面白かったです。
やりたいことやれるなんて、男前です。
あと回を追う事に懲りまくりになってる、オリジナルTシャツも、めちゃめちゃつぼでした。
1つめのねたのときのTシャツすごいほしいー。写真では鮮やかじゃなくて見づらいですが、「Real world champion」と書かれてます。いいなあ。