2002年8月12日トークライブ「せせらぎ」
<出演>リットン調査団 ・吉村智樹
<会場>ロフトプラスワン
<会場>18:30<開演>19:30


 本当に待ちに待った「リットン調査団単独ライブ」。21世紀初でございます。
今回は一昨年の2月にも行われたロフトプラスワンでの「巴里ナベトーク」の第2弾。気軽な気持ちでトークライブ、っていうイベントでした。
「リハビリのような感じで」と水野さんはおっしゃてましたが、でもおふたりともひさびさのイベントということもあり素晴らしいテンションで大笑いさせていただきました。

 水野さんの入場テーマ曲はF1のテーマ。おお、水野さん茶髪や!でもおしゃれじゃなくて白髪染めだそうです。
そして藤原さんはびくびくしながら軍歌「加藤隼戦闘隊」で入場。
どうも次の日イベントやる右翼の超えらい方が直前まで会場にいらしてたらしい。オーケンと右翼にはさまれたイベント日だったんですね。さすがロフトプラスワン。

 第一部は、この2年間自分の身の回りにあったことを表にして、相手のエピソードで気になるものを互いに語り合うというもの。
8時も回ってないしょっぱなから藤原さんの下ネタトークで、女性多めの会場はどうなることかと思いましたが、その後も藤原さんは終始いい感じでノリノリでいらっしゃいました。
というのも、トーク前にまず披露してもらったバイト先での健康診断の診断書。「肝機能障害 アルコールは控えましょう」
にも関わらず「ということなんで、じゃ軽めにビールを!」とかまわずビール片手にトークなさってたせいでしょうか。
「そういうのが見たいんやろ!?」 「見たいです!」 ・・・でも節制してくださいませ。

 他にも藤原さんの引越話、水野さんの復縁話(皆さん、水野さんは、ナンバ壱番館での不幸エピソードで出てきた彼女と見事復縁されたそうですよ。めでたい!)など、プライベートな話がいろいろでたり、藤原さんがはまってる通販のお話、水野さんがええ感じの飲み屋さんだと思ってたら、実はやのつく人御用達飲み屋で、「兄ちゃん吉本やな!」とたいへんなことに、とか、2年分のエピソードが満載のトークでした。
 ちなみに藤原さんご持参の、水だけでなんでも消すスポンジ「べっぴんさん」(実は私も愛用してます(笑))で、吉村さんの頭にきゅっきゅっと油性ペンで書かれたへのへのもへじがものの見事に消えたのはすごかったです。

 その後は「リットン調査団秘蔵ビデオ」を見るコーナー。
上映されたのは、まず二人が出たVシネマ 「裏ゼニ学」清水健太郎主演。水野さんが経理部長。藤原さんがバッタ屋主人。藤原さんの自信のアドリブカットされてたそうです・・。あとビデオはなかったのですが、昨年末のドラマ「夫婦漫才」。水野さんがカメラマンで出てた(?)のですが、これもかなりのカットがやっぱりあったようで・・。
  そして藤原さんがついに全国区で主役のあの「日本テレコム」のマイラインCM。 裏話で、ケンドーコバヤシ氏に
「俺がTVでプロレス見てたら急に、兄さんが出てきて、そして佐々木健介がでて、俺はどうしようかと・・」
とかなりの興奮で言われたそうです(健介だったと思うのですが、プロレス詳しくないので間違ってるかも)。ちなみにバッファローからも同じ反応有り。
  また、さんまさんとの共演とのことで、オクレさんに「アイサツ行った方がいいんですかねえ・・。」と相談したら
  「CMのギャラで飲みにつれてけー」の一点張り。・・・いろいろ波紋を呼んだこのCMですが、ギャラは○○万円(一応伏せます)。安っ!
  そして、ドラマ「ウソコイ」で、藤原さんがあのアジアの歌姫フェイ・ウォンとからんだシーン。藤原さんフェイ・ウォンとフェイレイが混じってたらしい。
あと、水野さんが今やすっかり女の子雑誌になった「エクスタス」第一号に掲載したエッセイの披露もありました。
 そのあとは、もっと昔の「中野探検隊」のビデオ。あの伝説のぶつかるやつです。次々とワゴン車、軽トラ、そしてバスにぶつかっていく水野さんの様は、むしろ神々しくすらありました。最後に、オールザッツ漫才のOPでの水野さんの同棲相手フルネーム絶叫事件のビデオを上映。男らしい。ロックやなあ。ちなみになんで水野さんが籍を入れないかというと結婚という制度に縛られたくないからだそうです。ロックやなあ・・。

 第2部は、客席からリットンさんお二人への質問を集めて、それに答えてもらおうというもの。
 カラオケでよく歌う歌は?(水野さんは吉田拓郎(しかも定番以外の)、藤原さんは加藤隼戦闘隊、ラバウル海軍航空隊などの軍歌、そしてホンコンさんが一緒だと中村雅俊の替え歌を歌われるそうですよ。)とか甘いものは好きですか?(藤原さんは実家が和菓子やさんなのに甘いもの食べないそうです。)というほのぼのした質問の中、やっぱりでてくる藤原さんの離婚のお話なんですが、 ここであの6本のソーセージ事件(ナンバ壱番館参照)の後日談が!
 離婚が決まって藤原さんその日、お肉やさんで「ソーセージ1Kg」買ったそうです。
「これで好きなだけソーセージ食えるわぁー!」ちがうやろーー、ときっとみんなつっこんだと思う。
あと芸人で一番面白いと思う人はやっぱり松本さんだそうです。楽屋入ってきたとたん大喜利はじめるらしいです。ええお話です。
「それに、ジョン・ベルーシとかと飲んだことないしね・。」それはそうですが、でもそんな飲み会が実現したらぜひのぞき見したい。死んではるけど。

  そして最後に藤原さんからプレゼント。それはハンズで購入(?)のキンキラタキシードを着用されての「嫁に来ないか」の絶唱でした。
会場に降りて花を配り歩く藤原さんが輝いて見えたのは、そのパーティグッズのせいだけじゃなかったですよ。


 なんですか、もうあんまりにもリットンさんの魅力あふれるイベントで、「いつまでもこの時間(とき)が続けばいいのに・・」 と夢見がちなことを思ってしまいました。 「10月またやりましょう!」っていう藤原さんの言葉信じていいでしょうか?いや信じます!お願いします。