2003年9月28日トークライブ「にっぽ・にあ・にっぽん」
<出演>リットン調査団・吉村智樹 
<会場>ロフトプラスワン
<会場>18:30<開演>19:30


2003年3月以来のロフトプラスワンでのトークイベント。

夏はとにかく「お笑い世界一決定戦」の夏だったので、トークライブはお休みで
そろそろ復活しようかなあ、という感じでの今回のイベントだそうです。

藤原さんは肝臓の値が相変わらずとても良くないそうなんですが、
しょっぱなからビールを注文、どんどんお酒を飲んでおられました。
でもアルコールは入れてない水野さんの方が、トーク中ど忘れ、楽屋に上る階段間違えなどをかまされて「あらあらおじいちゃん・・」
と藤原さんに心配されることに。

このようないつも通りの和やかな雰囲気で、超弩級に面白なトークが行われる素晴らしいイベントでありました。


藤原さんは、「セクシャルバイオレットNo.1」水野さんはニールヤングの歌(なんでしたっけ・・)で登場。

まずはこの間にあったリットンさんのドラマ出演をビデオで。
「あなたの人生お運びします」(TBS)で水野さんが郵便配達員で橋爪功、加賀まりことちょこっと共演。
藤原さんは藤原紀香とライバルの引っ越し会社役でW藤原共演。 水野さんが「自分、いっぱい出てるやん」とうらやましがってました。

 

第一部のテーマは「怒」。
普段いたって温厚で全然怒ることのないリットン調査団のお二人が、いろいろと怒ってみようというコーナーでした。
水野さんは、電車の中でのいろいろとイライラする話で、座りこんでる若い奴に「ようしこいつ成敗したろ!」と降りる寸前ぱっかーんっと蹴っ飛ばした武勇伝や、
政治を切るということで、「ようし安部晋三!こいつ!こいつおもんない!!」と安部晋三が民主党のことを批判した例えが面白くないことへ怒ったり
していました。「今日本で安部晋三切ってるのはおれだけやろ」と水野さんはご満悦でしたが、普段怒り慣れていないだけに、いささかお疲れ気味。

しかし、一方藤原さんはどんどんと怒りのペースをヒートアップされ「大阪人だからみんな阪神ファンだと思うな!オレはロッテファンだ!」という話からスポーツ話が始まり、
最終的に「ナベツネむかつく!野球も相撲もおもんないのは全部ナベツネのせいや!それなのに・・・」
とバイト先でナベツネの食べた皿を洗い、グラスを洗い、残飯をさわりした自分の無力さを憂いておられました。

休憩中には、以前KBS京都で放送された「お笑い世界一決定戦」の中から、水野さんの初恋の歌の場面が流されました。
その後、ちょっとあんどう鰐さんの思い出話とかもあったり。

そして第二部のテーマは宝対決。
二人の持ってる大事なお宝で、それがどれだけすごいか対決というコーナーでした。
藤原さんはお得意のアイドル関連、プロレス関連がどんどん出てきます。あんまりどんどん出てきたので、私はちょっともう順番を忘れてしまいましたが、
例えばジャイアント馬場さんの訃報を知らせるFAXがなぜか藤原さんの手元にあるのです。
ちょうどその時は藤原さんは舞台の出番を控えている時だったそうで、一緒に楽屋にいたケンドーコバヤシに「大丈夫ですか、兄さん・・。まさかこんな時に・・」
と励まされ、舞台に立った途端、何故か口から「ば」という言葉が発せられていたそうです。

一方水野さんが出してきたものは、リットン調査団の約20年にわたるヒストリー「ねた帳」。
大学ノートや、原稿用紙などに細かく書かれたネタの数々はあまりに膨大で、しかも、水野さんは「これは全然うけへんかったな」とはおっしゃってましたが、
とんでもなく面白そうなねたばかりでした。「ヘルメットとジュリエット」すごい見てみたい。
吉村さんもおっしゃっていましたが、復刻コントライブとかやってもらえないものでしょうか。
あとこれにあわせて藤原さんが持ってきた「リットン調査団初めてのメディアに出たネタ」ということでのラジオで放送された漫才のテープを聴くことができました。

他にも、藤原さんはバイト先でベストパートナー賞を受賞してそれが載った社内報や、そのバイト先での大の友達ゲンさんを宝として紹介し、
水野さんは、頼み込んでもらったという写真、猪木VSアリ戦 のときのアントニオ猪木のプライベートショットという本当に世間でもすごいお宝をもってきたり、と
非常に白熱した対決コーナーでありましたが、最終的には
「相方が一番の宝やああ!」とコンビ同士の熱い男の抱擁で幕を閉じたのでした。


やっぱり、書きれないこと多すぎですが、このレポートの100万倍は面白エピソードが満載のトークイベントでした。
当日雨だったのですが、関西方面から来られた方も多く、今までのトークライブ一番の動員数だったそうです。

次回にも期待です。そして 復刻コントライブにも期待!