2004年11月15日トークライブ「モンテカルロの嵐」 
  <出演>リットン調査団・吉村智樹 (ゲスト) キャベツ確認中
  <会場>ロフトプラスワン
  <会場>18:30<開演>19:30 
テーマトーク前半のテーマは「名言」
  お二人がそれぞれ、名言だと思われる言葉をスケッチブックに書いてエピソードも交えながら披露。
  
  水野さんは、懐古的名言が多かったです。
  小学校の時あんなに一緒に遊んだりしてた、中学からは養護学校に行ってしまって離ればなれになった子にこの間久しぶりにあって「おおー!」と声を掛けたら
  「誰?」と言われたとか。
  その人には当事「昭和新山」とあだ名をつけたそうです。おもらしが盛り上がってたから・・。水野さんの笑いの原点、ですか。
  また、笑いがらみでは「10人を10人笑わせようと思うな、5.6人が笑えばしめたと思え」と知り合いの寿司屋の親父さんにうけたアドバイスを紹介。
  それまでは、子供からお年寄まですべての人を笑わせたいと思ってたけど、肩の力がとれた、と水野さんが語っていました。
  万人を笑わせようとねらっていた時がシュール、カルトと言われることの多いあの芸風というのが、水野さんの素晴らしいとこだと思います。
一方、藤原さんは他の芸人さん絡みのエピソードが多かったです。
  大阪ドームに最後の近鉄の試合を見に行って近鉄ファンの里見まさとさんに電話したとき、
  「すいません、ロッテファンなんです」と告げたら、「かまへん、かまへん、パ・リーグはひとつや!これからもパ・リーグ応援したって!」と明るく言われたお話。
  ほんこんさんと、ガキ使の大喜利で何も面白いことが言えなくて二人で落ち込んでる時、藤原さんが「おれたち、友達以上、恋人以上やで」と言ったお話は、そのあと感動したほんこんさんから「なあ、キスしていいか」と言われ、そっちの方が名言やということになりました。それにしても、収録後にそんなおもしろ大喜利があったなんて。
  
  そのあと、ゲストのキャベツ確認中もそれぞれの名言を披露し、名言の書かれたスケッチブックプレゼントのじゃんけん大会がありました。
後半は「心の玉手箱」と題して、それぞれの心の宝物、心のエバーグリーンを紹介というコーナー。
  で、藤原さんはしょっぱなから、エロねた、でこれを紹介。(リンク先、アダルトグッズストアのサイトなので注意してください)
  藤原さんは800円で買ってるそうです。ちなみに上のサイトは490円。
水野さんは、いつまでも工夫して、これこそエバーグリーンなんやな、と納得しつつ、相方の下衆っぷりにひきつつ、
  吉田拓郎に感銘を受け、自分で初めて作った曲「旅に出るんです」を披露。
  最後に合唱部分を入れたほうがいいで、という友達のアイデアで「ラーラーラーラララー」の部分を追加してあったりと、少年ぽさ満載の歌でした。
映像もあって、藤原さんは相撲映像。いつもいるおじいさんが気になると、そのおじいさんピックアップの自分で編集ビデオを持参。
  確かに、真っ赤な服のじいさん、気になる!しかもいつも枡席で。そしてそれを編集した藤原さんもすごいです。
  水野さんはビートルズの自伝映画に出てくるポール・マッカートニーが、「似てるんやけど、似てるんやけど、趣旨が・・・」と言いながら映像を再生。
  そのとたん藤原さんが「(二丁拳銃)小堀やっ!」  確かに似てました。もう小堀さんにしか見えませんでした。
あと当日はちょうど、ご婚約の内定が決まられた日の次の日だったので藤原さんはとっときの「皇室カレンダー」も持ってきて見せてくださいました。
  「いっつも同じような絵柄でつまらない」と言いながらも、来年のカレンダーを既に貼って使っていたという気合いの入りようです。
  そんな藤原さんの家には皇室がらみのゆかいな怪文書が届いたりもするそうです。
そして、水野さんの自作曲パート2。「お前にI Love you」これはビートルズに影響を受けてつくったとのこと。
  いまだにこの曲であのときの恋を思い出す、という歌詞がもだえるくらい恥ずかしいです。でもいい歌です。
  なんだかもう恥ずかし慣れしてしまったのかギターの活躍がとどまるところを知りません。ロマンティックがとまりません。
  水野さんが今の内縁の妻の名前を入れてジョン・レノンの「オー・ヨーコ」の替え歌を歌ったり(家で勝手に歌ってるらしい)、
  昔の恋の話を、うっとり熱く語り、にもかかわらず、まわりから現実的な言葉でつっこまれ、きれいだった恋物語をちょっと砕かれてみたり。
  しまいには「今日は、拓郎にならせてくれ!」といって、もう一度初自作曲「旅に出るんです」を演奏。
  「旅にー出るんーですー」そして合唱部分を客席に。果たして水野さんは拓郎になれたのでしょうか。
  水野透単独歌ライブの期待を残しつつ、トークライブは終了しました。
内容的に本当に、いつもにまして盛り沢山のトークライブでした。
  盛り沢山すぎて、他にもあるんや、藤原さんがロッテマリーンズ のマスコットマーくんと一緒に写ってる写真は、天使のような笑顔やった、とか、
  水野さんは、おセンチでロマンティックな話ばかり言っていながら、ところどころに息をするようにアンタッチャブルなねたを入れてくるとか、もう伝えきれないじれったい思いでいっぱいです。
  すいません、やっぱり機会があったらぜひ一度としかまとめられません。
  次回のライブも期待しています。