■ほんとの リットン調査団■
1931年 満州事変。 関東軍により満州鉄道爆破される。
その後関東軍は満州全土を軍事占領化におき、翌1932年、清朝の最後の皇帝「溥儀」をたて傀儡政府 満州国を建国。
このことに対する、日本への世界中の世論は厳しいものであった。
そして、中国がこの事件を国際連盟に提訴し、 リットン調査団が組織される。その調査の結果、日本の満州政策は侵略行為であるとする報告書が発表された。日本はこの報告書にはげしく反発。
1933年 国際連盟総会にて、このリットン調査団による報告書が採択される。反対は日本ただ一国のみ。その場で日本は国際連盟を脱退した。
これをきっかけとして、後、日本は軍国主義の道を歩むことになり、それに伴い国際的な孤立化もますます進んでいったのである。